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下笠輪中の除(字二ツ圦)

文化遺産
養老町大野地内字二ツ圦にある除は、下笠輪中と根古地新田の境にあたります。この辺りは下笠輪中の中でも一番最後に開墾されました。根古地輪中成立前の元和元年(1615)頃のことです。新田ができると、南からの洪水の侵入を防ぐ目的で、農民の自普請により除が築かれました。10年ほど後に除の反対側に根古地新田が開墾されました。元は湿地であったため、除付近にはかつて葦や真菰(まこも)が生い茂っていました。曲がりくねった除堤は当時のままです。
住所
岐阜県養老郡養老町大野字二ツ圦
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文化遺産
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