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鬼頭兵内氏神

文化遺産
鬼頭兵内(きとうへいない)は、養老町大巻に住んでいた豪農です。兵内の先祖は源為朝(鎮西八郎為朝)であったと言われており、兵内屋敷跡の一角に源氏の祭神である八郎大明神を祀っています。毎年付近の住民によって大巻の氏神である神明神社と共に祭典が行われます。神職は江戸時代から今尾神社の宮司が務めています。為朝の子孫の義次は成人して尾頭次郎義次(びとうじろうよしつぐ)を名乗りました。義次は朝廷の命を受けて紀州の山賊を平定し、その功によって鬼頭の姓を賜りました。鬼頭義次の子孫、景義の三男吉之丞(きちのじょう)が兵内と改名して、明歴2年(1656)から寛文7年(1666)の11年間に大牧新田を開発しました。宝暦の治水が行われたのは4代目鬼頭兵内のときです。
住所
岐阜県養老郡養老町大巻47
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