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小坪輪中の景観

文化遺産
小坪輪中は小坪新田一村を守る40町歩の輪中で、小坪新田が開発された承応2年(1653)に築かれたと考えられています。明治2年(1869)の小坪新田明細帳によると、排水の問題からこの村の北の小堤は、下笠輪中の村々が普請することになっていました。宝暦の治水では、津屋川通りにおいて腹付工事(はらつけこうじ、堤防の側面に盛土をして強化する工事)334間(約607m)、上置工事(うえおきこうじ、堤防の上面に盛土をして強化する工事)219間(約398m)及び堤防が完全に切れた切所(きれしょ)と堤防が部分的に崩れた欠所(かけしょ)の復旧725ヶ所の工事が行われました。輪中内の悪水は排水機により津屋川へと排水されます。反対に津屋川からの逆水は逆潮樋門によって防止されています。
住所
岐阜県養老郡養老町大巻小坪
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文化遺産
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